ゴミ屋敷で発生する小蝿や虫への対処方法
普段生活をしてもよく見る小蝿や虫、ゴミ屋敷となれば大量発生は避けられず、とてつもない状況になる事は避けられません。特に暖かい季節(５月〜９月)となれば小蝿のベストシーズンとなり、当社へ依頼された過去の事例でも小蝿で埋め尽くされているような状況も確認できたほどです。食物連鎖の世の中ですから、小蝿をきっかけに沢山の虫や動物が引き寄せられます。小蝿を餌とする蜘蛛やゴキブリ、更にそれらを餌とするムカデやネズミ、そこから猫やハクビシン、オンパレードです。近隣からのクレームやトラブルは避けられない事態になるでしょう。そうならない為にも、まずは小蝿が発生した段階でどう対処するべきか、放置するとどうなるのか、以下で紹介していきます。
ゴミ屋敷の中で小蝿が発生する条件と原因
単純に何もない所からは小蝿は発生しません。ゴミ屋敷と呼ばれる環境の中でも小蝿が全く居ない状況もあります。まず、大きな1つの原因として『生ゴミの有無』が大きいです。小蝿は生ゴミや腐った植物、腐った水分を餌として、信じられないほどのスピードで繁殖します。小蝿は非常に小さいので、人間にとっては一滴の水でも、小蝿にとってはオアシスです。生ゴミや飲み残しの飲料が少しでもあれば十分です。倍々ゲームのように繁殖して小蝿で家の中が埋め尽くされます。そうならない為にも、原因となる生ゴミや飲料の早急な処分を検討しましょう。
小蝿が繁殖した状態で放置すると？
そもそも、ゴミ屋敷とはゴミを捨てない、そして放置する事を継続して出来上がっていきますので、小蝿が全く居ない状況はあり得ません。その状況で小蝿を放置していると様々な悪い状況へ発展していきます。当社で過去にお伺いした事例から、小蝿が発生した状態でゴミ屋敷を放置していくと何が起きる可能性が有るのか、ご紹介します。
近隣からの苦情
住居ならどんな所でも簡単に侵入できる小蝿ですから、ゴミ屋敷で大量繁殖した小蝿達は必ず近所へ旅に出ます。近所の住宅の方々も、明りに寄せられた夜の窓に張り付く小蝿の量や、外に居る小蝿の異常な量に気が付き、原因を探ります。小蝿は広範囲には分布しませんのですぐにゴミ屋敷に辿り着きます。マイホームは簡単に引っ越しできませんので、本気ですごい剣幕で苦情が入ります。空き家の状態でも、行政や警察へ通報して持ち主へたどり着くのも時間の問題でしょう。
更なるゴミ屋敷の悪化
現実的に、小蝿が居る程度のゴミ屋敷なら、我慢すれば業者に頼まなくても自分達で片付けが出来るかと思います。ですが、そこで歯止めをかけずに放置する事によりゴミ屋敷の内部状況は更に悪化します。小蝿は虫です。虫は虫の食糧です。その食物連鎖がゴミ屋敷の中でスタートします。蜘蛛やゴキブリ、便所虫から始まり、次にそれらを食料とするムカデやネズミ、ドブネズミ、最終的には猫やハクビシン、テンなど害獣被害まで発展します。そしてそれらの虫や動物が生ゴミを食い漁って散らかす為、さらに小蝿などが爆発的なスピードで繁殖します。
対処方法
上記のように、ゴミ屋敷を放置していくと思った以上に様々なトラブルが発生します。放置すればするほど状況は悪化していき、自分だとどうする事も出来ない状態になるのは必然でしょう。そうならない為にも、特に初期段階での対処が肝心です。以下に２通りの対処方法を提案します。ゴミ屋敷でお困りの方は是非参考にして下さい。
小蝿や虫を自分で駆除する
ゴミ屋敷のまま放置状態にせず、定期的に訪問して殺虫剤やバルサンなどで小蝿や虫の駆除を行ってください。注意点としては、殺虫剤を噴射すると必ずガスも噴射していますので、換気作業が必須です。火災や爆発事故に繋がらないように注意してください。
業者に依頼して片付ける
費用は掛かりますが、一番早く、綺麗に対処でき、近隣様へも片付けの光景がアピールできるので見栄えが良く、どんな状況にも対処してもらえるので一番現実的かと思います。当社でもゴミ屋敷の片付けは専門的に行っておりますので、ご希望の方は、まずは無料相談からご活用ください。
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