遺品整理がつらいとお考えのご遺族の方へ
最終更新日:2021年1月16日
遺品整理がつらいとお考えのご遺族の方へ。
●大切な人の遺品整理で、心の整理がついていない
●人手が足りず、体力の限界
●初めてでやり方や正解が分からず進まない
こんな事にお困りでしょうか?
こちらのページでは『遺品整理がつらい時』の事について着目しながら、当社の過去の実績と経験に基づき、私の独自の理論と答えで解説していきます。
このお役立ち情報を書いている私は遺品整理業界の経験約12年。
全国規模お片付けのオラフグループの経営者です。経験談と実績に基づき執筆していますので、少しはお役に立てる情報が書けるかと思います。
あなたの遺品整理がつらい理由は?
遺品整理がつらい理由は沢山あります。その内容は人それぞれです。私は今日まで、控えめに言っても数千人以上の遺品整理の相談を受けてきました。
その中で遺品整理が楽しい、なんて人は1人もいません。故人との別れでさえつらい時に、葬儀、相続、遺品整理とやる事が押し寄せてきて悲しむ間もないのが現実です。
遺品整理は色々と大変ですので、つらくて当然です。
よくあるつらい理由
●気持ちの整理が追い付かず、精神的につらい
●人手が足りず、作業がつらい
●やり方が分からず、進まなくてつらい
つらい理由と向き合って、しっかりと対処・完了出来る様に以下で解説していきたいと思います。
精神的につらい時の対処法
大切な人、近い人が亡くなってしまえば精神的につらいのは当然です。初めから遺品に手を付けられない人もいれば、途中でつらくなって挫折してしまう人もいます。初めての遺品整理となれば、どうしたらいいのかも分からず苦しい思いをしてしまうでしょう。そんな精神的につらい時の対処法をいくつか提案したいと思います。
一旦遺品整理をやめる
精神的につらい時は、1度遺品整理を投げ出して辞めちゃいましょう。
体の疲れやつらさは寝れば取れます。ですが精神的につらいのは簡単には解決できません。
遺品整理をするあなたの立場はきっと故人と近いはずです。自分の親御さんとの別れともなれば、気持ちの整理なんて簡単にはつきません。つくわけがありません。
そんな時は、先の事なんか考えず一旦遺品整理をやめましょう。
いつから再開すればいいの?とゆう質問が多そうなので言及しておきますが、再開予定は『未定』で構いません。
逆に決めてはいけません。いつからやる、と決める事により少なからず精神的に追い込まれますのでやめましょう。
故人の遺品をそのままにしておくことにより、少し安心出来る方も多いと思います。そんな時は気楽に、自由に、ゆっくり思い出と向き合いましょう。
そして、いつか『そろそろ片付けなきゃ』と思うタイミングが来ます。それまでを無期限で休み、まずは精神的なケアから始めてください。時間が解決してくれます。
お墓参りに行く
つらい時に、故人・先祖のお墓参りに行く方法があります。
故人との別れを精神的に受け入れる為です。お墓参りに行き、現実を受け止め、自分自身の気持ちを整理するためにお墓参りをして故人に会いに行きましょう。
先祖にも会う事により、そのつらさは皆が経験してきた事、繰り返されていくと認識できます。
お墓参りに行くのはちょっと、と思う方はまだ行くのをやめましょう。精神が落ち着いてからでいいんです。遺品整理は急ぐものではありません。
何となく、足が向いたらお墓参りに行き、個人との別れを受け止めてから遺品整理をする。それぐらいゆっくり考えてください。
親族と会い、話をする
精神的につらい時は、親族と会い、故人の思い出話をしましょう。
親族ではなく、故人と仲の良かった友人でも構いません。故人を大切に思っていた、共に悲しみを感じている人と話をして、たくさんの思い出話をしてください。
『思い出話を声に出す事』
これが非常に重要で、気持ちがとっても楽になります。近い親族や友人とそれらを話すと、分かち合えますのでとてもいいです。
話をしていくうちに、自分自身の中でも思い出に切り替わっていき、精神的に落ち着きを取り戻せることでしょう。
人手が足りず、作業がつらい時の対処法
遺品整理を始めてみると、思ったより大変な事だと気が付く人も多いと思います。規模が大きい場合、本当に疲れます。大型の家具や家電は1人で運び出す事すら出来ません。少人数では長期間かかることに間違いありません。遺品整理には人手が必要です。人手が足りなくてつらい時、どんな方法があるのでしょうか?
親族・友人を巻き込む
親族、友人に頼み、手伝ってもらう方法があります。
近い親族や友人であれば、あなたの大変な状況を理解してくれる方もいるはずです。外部に何かを頼むよりもやりやすいのが良い点です。
思いきり手伝ってもらう時には、少しばかりのお礼ぐらいは渡しましょう。手伝ってくれる人は気持ちで来てくれています。その気持ちにはちゃんと応えてください。
お礼の品の具定例
●ご飯をご馳走する
●贈答品を送る
●金券を包む
●カタログギフト
シルバー人材センターへ相談
有料ですが、シルバー人材センターから人材派遣をしてもらう方法があります。
殆どの市区町村にシルバー人材センターがあります。猫の手も借りたいような状況の方には最適です。価格も一般に比べたら破格に安いです。
ですが、デメリットもあります。シルバー人材センターとは、その名の通り、高齢の方が派遣されます。
遺品整理は重労働ですので、過度の期待は禁物です。ちょっとした草刈りや軽作業向けですので、そのつもりで依頼しましょう。
シルバー人材の特徴
遺品整理業者を利用
予算にゆとりがある場合には、遺品整理業者の利用も検討しましょう。
ただし、専門の遺品整理業者を利用してください。専門業者であれば、あなたが困っている事すべてを解決してくれます。
しかしお金がかかります。そして中々高いです。以下で遺品整理の間取り別料金相場を見てみましょう。
間取り (目安) |
作業時間 (目安) |
料金 (相場) |
---|---|---|
1K |
1時間 |
¥29,000〜¥87,000 |
1DK |
2時間 |
¥54,000〜¥162,000 |
2DK |
4時間 |
¥99,000〜¥297,000 |
3DK |
6時間 |
¥148,000〜¥444,000 |
4DK |
8時間 |
¥198,000〜¥594,000 |
5DK |
1日 |
¥248,000〜¥744,000 |
こちらの料金はあくまで一般的な優良とされている遺品整理業者の『現実』の数字です。誇大広告のような格安系の文句に振り回されず、これぐらいの予算は覚悟しましょう。
遺品整理業者の選び方は以下のリンクから参考にして下さい。
やり方が分からず、進まなくてつらい時の対処法
遺品整理をするほとんどの人が初めての経験に戸惑う事でしょう。周りに遺品整理を経験した事のある方も少なく、聞ける人がいない現状が多いと思います。人それぞれ状況も違う為、自分に合ったやり方を探していくしかありません。考えている内に時間ばかり経ってしまい、アッとゆう間に数年、なんて人からの相談は日常茶飯事です。ここからは、遺品整理のやり方、やり方の探し方について解説していきます。
インターネットで情報集め
遺品整理のやり方・方法に迷ったら、インターネットで検索しましょう。
インターネットには沢山の情報が溢れています。最近では、情報がありすぎてどれを参考にしたらいいか分からない程です。
これらの中でも特に参考となるのが『ブログ』系の情報です。実際に遺品整理をした人たちの経験談や答え、対処方法を知ることが出来ます。
ネット検索の例
●遺品整理 自分でやる方法
●遺品整理 供養
●遺品整理 業者 選び方
このように、知りたい内容を箇条書きのように入力するだけで最適な情報が出てきます。
注意点としては、業者が広告宣伝の為に書いてあるページに注意してください。
それらの情報は、見ると結局自社への問い合わせに繋がるような作りをしていますので、肝心な有益情報は伏せられている事が多いです。
遺品整理のプランを自分で作る
やり方が分からない時には、完了までのプランを作成しましょう。
何となく進めてしまう方の多くが途中で挫折します。思っている以上に大変で分からない事が多いからです。そこで必要となってくるのが遺品整理のプラン作りです。
我々日本人は、小さなころからプラン・スケジュールを作り守っていく教育を受けています。学校が良い例ですね。
さらに、社会に出れば、困難にも立ち向かいながらプランを守るように求められます。自分でプランを明確にすることにより、守り、完了する意識を持つようにしましょう。
遺品整理プランで決める事
初めての方はこれぐらいでいいと思います。1日やってみてからプランを決めるのも良いでしょう。作成したプランは守るように頑張りましょう。
遺品整理会社に無料相談する
遺品整理の困った事を専門の遺品整理会社に相談する方法があります。
数は少ないですが、無料で遺品整理の相談を受けてくれる所があります。ただし、相談だけです。
専門として遺品整理を行ってきた人物であれば、困り事に瞬時に最適な答えを提案してくれます。
しかし、業者も仕事としてやってますので1度きりの相談ぐらいが上限です。本当に困ったときには相談してみましょう。
相談先が見つからない場合には私宛に連絡してください。少しはお力になれると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
遺品整理がつらい時の対処法は見つかりましたでしょうか?
お片付け、大変な時にこの記事を読んで参考にして頂ければと思い執筆いたしました。ご活用頂けますと幸いです。